不眠症には、どの精油を選べばいいの?

アロマメディエーターうえむらです。

不眠症、アトピー、筋肉痛、花粉症、肌荒れ。

自分の悩みに「どの精油を選んだらいいのかわからない」ということ、ありませんか。

「不眠症」で調べても、それぞれの本やWEBサイトで異なる精油が紹介されていて、いったいどれが本当にいいの?どれでも大丈夫なの?と、混乱してきますよね。

おすすめレシピの精油を持っていない、あるいは高くて買えないんだけど、手元にある精油では代用できないの?と思うことも。

今回は、そんな悩みをお持ちの方のためのおせっかい記事です。

アロマテラピーのおすすめ精油、どれが正しいの?

アロマの本やWEBサイトで紹介されているレシピは、同じ症状、たとえば「不眠症」に対するものでも、おすすめの精油やその配合が違ったりします。

不眠症におすすめのアロマ

今回は、なぜ人によって、おすすめ精油が違うのか、説明していきたいと思います。

①精油を選ぶ根拠は、複数あるから
②セラピストや講師の事情が違うから
③原因や心身の状態は人によって違うから

詳しくは、この先でご説明しますが。

結論を言ってしまうと、おすすめ精油が違っても、どれも間違いではないけど、効果が出るかどうか=自分にどれが合うかどうかはわからない、ということになります。

精油を選ぶ根拠は、複数ある

セラピストや講師は、たいてい、以下の複数を根拠として、自分なりのおすすめレシピを提案しています。

1.伝承
2.成分
3.エビデンス
4.経験値

それぞれ、詳しく説明しますね。

1、伝承を根拠にする
何千年という長い歴史の中で、植物や植物を加工したものを、治療、健康維持、美容などに利用してきた、その経験に基づく情報を参考にしたものです。「精油」という形になったものに、それらの情報がそのまま当てはまるわけではありませんが、参考になる点は多々あります。

2、成分を根拠にする
精油は、数十~数百の成分の集合体。各成分には、それぞれに作用があります。「眠れない」や「痛い」の改善に見合う成分はたくさんあり、それらの成分をを含む精油もまた、たくさんあるため、複数のおすすめ精油が存在するのです。

3、エビデンスを根拠にする
伝承や成分などの情報をもとに仮説を立て、一定のルールのもとで専門家が行った試験や検証で得られた結果=“エビデンス”を参考にします。セラピストや講師は、香りや嗅覚、精油等の分野の新しいエビデンスの情報をキャッチして、精油選びに生かしています。

4、自身の経験値を根拠にする
上記1~3や自分なりの気づきなどを元に、自分や周囲の人に使って、実際に効果を感じられたものを参考にします。「自分や友達に効いた=誰にでも効く」ではありませんが、よい結果が得られたという事実は、その後の精油選びに影響を与えます。

セラピストや講師の事情が違う

多くのセラピストや講師は、スクールで勉強し、資格を取得するというプロセスを踏んでいます。

資格を与える団体によって、学ぶ精油の種類は異なり、特にポピュラーな15~20種類くらいの精油は共通して学びますが、それ以上は、違いがあります。

その団体ごひいきの精油ブランドも必ずあり、そのブランドで扱っていない精油は、まず学ばないので、知識や経験値が不十分で、おすすめに挙がらないということもあります。

また、その香りが苦手、高価すぎる、他で代用できるなどの理由で買わない、使わないといった精油も、おすすめに登場しにくくなります。

マイナーなものも含めると、精油は数百種類あると言われていますが、いくらセラピストや講師でも、買い揃えられる精油の数には限りがあります。

結局は、学んだり経験したりした範囲の中でのおすすめになるので、違いがあるのは当然なのです。

原因や心身の状態は人によって違う

たとえば、「眠れない」「痛い」という表面的な症状にフォーカスするか「なぜ、眠れないのか」「なぜ痛いのか」という原因にフォーカスするのかで、精油選びは変わってきます。

原因までフォーカスすると、原因ごとに違ったおすすめが出てきます。

また、相手が違えば、香りの好み、年齢や性別、その方の心身の状態も違ってくるので、やはりおすすめ精油も違ってきます。

これ、病気の治療と考え方は同じ。

同じ病名がついていたって、さまざまな薬や治療法がある中で、どれがその人に合うかなんて、お医者様だって確信はありません。

いろんな情報を加味しながら、その時その時、その人に合うのでは?と思う方法を探りながら治療していきますよね。

不眠症という1つの症状に、いろいろな精油がおすすめにあがってくるなんて不思議、ではなく当然だし、これが合わなければ、次はこっちと、試行錯誤するのも普通のことなのです。

ひたすら試す?アロマの専門家になる?

そうはいっても、おすすめ精油の中から、どうやって自分に合うものを探せばいいのでしょうか。

アロマテラピーに精油はマストですが、どの精油を選ぶかをはじめ、希釈率、基材、使い方、使う人など、さまざまな条件が絡みあって、効果が出たり出なかったりします。

アロマを専門に学んでいても、絶対という答えはありませんが、ましてやアロマ素人さんが、自分に合うものを本やWEBサイトの情報だけで見極めるのは、簡単ではありません。

自分に合うものを見つけ出す方法として考えられるのは、以下の3つ。

①ともかく試してみる!
まずは、おすすめの精油の中で、香りが好き、手ごろな金額のものを選んで試してみてください。もし効果がなかったら、また別のレシピを試してみましょう。

とはいえ、時間がかかりすぎると辛い時間が長引いてしまうし、新たな精油を購入する費用も必要になるので、2,3回試す、が限界かもしれません。

②自分がアロマの専門家になる
自分が知識を身に着ければ、いろんな症状に対するおすすめ精油がわかります。ただ、その知識を身に着けるには、ざっくり、最低でも1年間、20万円くらいは見込んだほうがいいでしょう。

アロマテラピーの資格取得にいくらかかる?主要な団体を一覧で比較

③アロマの専門家に聞く
セラピストや講師にカウンセリング、アドバイスを受け、おすすめ精油を使って施術をしてもらったり、クラフトを製作して使用したりします。

アロマクラフトは、法律の規制により、講師が作ったものを購入することはできません。材料を用意してもらい、教えてもらいながら自作し、自己責任で使う、ということになります。

アロマの専門家にアドバイスを受ける、という選択について

「不眠症」におすすめとして、本やWEBサイトで紹介されている精油の多くは、比較的、汎用性の高いもの。これでよい効果を得られることも、もちろんあります。

でも、誰かの眠れないにはマッチしても、あなたの眠れないにはマッチしないかもしれません。

効果を実感できないとか、できるだけ早く、効率的に効果に結び付けたいのなら、「アロマの専門家にアドバイスを受ける」方法が一番かもしれません。

アロマの専門家 相談

あなたのプロフィールや原因にフォーカスして、あなたのためだけのおすすめ精油を提示してもらえますから。

また、自分に合うかどうかわからない精油を、何種類も揃えるのって、けっこう負担です。講師の持っているもので試し、自分に合う精油が見つかったら、それだけを購入するほうが無駄も少ないですよ。

合う精油や合う方法がわかったら、セルフでできるようになり、通い続ける必要もありませんから。

最後は、自己責任だから……

アロマテラピーは、薬などに比べたら副作用も少なく安全性も高いと言えますが、裏を返せば、薬ほどには即効性や明確な効果を得にくい、とも言えます。

また、アロマで効果を出しやすい症状とそうでないもの、得意・不得意があります。

そんなことも含めて。

専門家にアドバイスを受けるのはおすすめですが、最終的にどうするかは、自分で決めなくてはならないし、使った結果についても、アロマテラピーは自己責任となることを覚えておいてくださいね。

どうやって、よい専門家を見つけたらいいの?というお悩みがおありでしたら、ご相談ください☟

MoaMoa Mommy
精油選び、おすすめレシピ、アロマの専門家選びに関してのご相談は、HPの連絡フォームより承ります。

カルチャースクールのアロマ講師は、どうやってなるの?いくら貰えるの?

アロマメディエーターうえむらです。

アロマテラピーの講師の資格を取得した方なら、一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか。

カルチャースクールの講師って、どうやったら、なれるんだろう?

一体、いくら貰えるんだろう?って。

気になるけど、一歩踏み出せない皆様のために、おせっかい記事を書いてみます。

私の経験から……。まずは応募

じつは私は、カルチャースクールでのアロマ講師の経験はありません。

約10年前、アロマではない別の講師資格をもっていて、たった1度だけ、体験講座をしたことがあります。

そのときの経験から得た情報なので、1つのケースとしてお読みください。

スクール名を、仮にAカルチャースクールとしますね。

まずは、AカルチャースクールのHPに講師募集の告知をみつけ、フォームに必要事項を記入して送信しました。

すると後日、電話がかかってきて、私が希望するB会場では、その講座を行うのにふさわしい部屋の空き時間がないので、もう少し離れたC会場なら可能ということで、ご案内いただきました。

Aカルチャースクールでは、すでにたくさんの講座が開講されているので、空いているコマがそもそも少なく、とくにB会場は、どの部屋のどの時間枠もほとんど空きがないという状態でした。

ちなみに、私がやろうとしていた講座は、その時B,Cどちらの会場でもやっている先生はおらず、過去実績にもなかったようです。

そこで、まずは体験講座を開催し、本講座に誘導しては?というアドバイスをいただきました。

初めてのことだったので、ありがたくその提案に従うことにしました。

カルチャースクールの講師は、カルチャースクールから依頼があって開催するということもあるとは思いますが、それはレアケース。

講師が自らWEBのフォームや電話で応募して、自分に何ができるかをアピールし、魅力を感じていただいたら、枠をもらえるというのが一般的だと思います。

ぶっちゃけ講師料って、いくら?

気になりますよね。

カルチャースクールと講師は雇用関係ではありません。

あくまでも、委託契約。

受け取るのは、給与ではなく講師料です。

講師料は固定ではなく「歩合」ということでした。これは、多くのカルチャースクールで採用されている方法。

そのときのAカルチャースクールでは、講師とスクール側が5:5ということでした。

材料費がかかる場合、それは別途、当日、参加者から講師が受け取ります。

交通費は、講師が受け取った講師料から講師が負担します。

まず、体験講座をいくらで開催するか、そして本講座を開講することになった場合はいくらにするか?

さらに、本講座は何回の講座にして、何人以上で開講とするかを聞かれました。

聞かれたといっても、何せ初めてのことで、どうしたらいいのかもわからず、体験講座は500円でいかがですか?と言われて、はいそれで、ということで。

本講座は1,500円くらいがよろしいと思いますよと言われ、はいそれで、ということで。

本講座は確か4回だか5回だかの設定だったと思いますが、記憶が定かではありません。最低開講人数は2人か3人にしたような気がします。

告知は、AカルチャースクールがチラシとWEBでしてくれました。

体験講座には、5人の申し込みがあり、1人が体調不良で当日不参加。4人が参加してくださいました。

体験講座で得たのは、500円×4人÷2=1,000円でした。

と、言いたいところですが、源泉徴収(後日、確定申告で戻っています)、振込手数料も引かれていて、振込額は840円。

交通費はバスと電車を乗り継ぐため、往復で約1,000円。

微妙~に赤字になりました💦

そして、当時(2009年)、5:5だった講師料。

今は、どこのカルチャーも講師側の取り分は少なくなり、4:6くらいが一般的なようです。

別のカルチャーで教えていた知り合いの先生(アロマ講師ではありません)も、以前は、同じく5:5だとおっしゃっていたのですが、最近、「契約料引き下げを更新し続けている」と書かれているのをSNSで見ました。

カルチャースクールでの講師料事情は、厳しくなっているようです。

本講座は開講せず・・・・・・のワケは?

結局、体験講座に来てくださった4名は一人も、本講座には申し込んでいただけませんでした。

不参加になった1名の方は、体験には行けないけど、本講座に参加したいとおっしゃってくださっていたそうなのですが。

1,500円÷2=750円

ここから、交通費、源泉徴収、振込手数料を引いたら、間違いなく赤字です。

余裕をもって行くため、往復にかかる時間は2時間以上、講座が1時間。もちろん、事前の準備も必要。

費用対効果だけでみれば、約4時間の労働は、まったく報われません。

何より、当時1歳になったばかりの娘を、同居していた義父に預けて出かける身としては、それだけの価値を見出せず。

体験に行けなくても、本講座には行きたいとおっしゃってくださっていた方には、本当に申し訳ない気持ちでしたが、開講は見送りました。

せっかく体験に来てくださった方を本講座へ取り込めなかったのは、経験も浅かった私の力不足によるところが大きかったのでしょうが、他にもいくつかの要素が絡んだ結果だったと思います。

業界のことを少し知る、という経験をして終わりました。

アロマテラピー講座に置き換えて考えてみる

カルチャースクールの講師といっても、それには大きく2つのタイプがあります。

1つは、先生の話を聞く教養講座のようなものや、ヨガなど先生が前で声掛けしたり見本を見せたりして、それを真似てもらうタイプの講座。

この場合、受講者が1人でも30人でも、先生のやることは、あまり変わりません。参加者数が多くなっても、さほど負担が増えることはないのです。

つまり、定員を多く設定できる→受講単価を下げやすい→人が集めやすい傾向があるのではないでしょうか。

1,000円で20人集まったとすると、50%なら10,000円、40%なら8,000円の収入になります。

一方、アロマの場合はどうでしょう。

アロマテラピーの講座は、どこで行うにしても、受講者の人数によって、準備も当日も負担が大きく左右されます。

講師が講義をするだけなら、前述のタイプと一緒ですが、通常、アロマの講座にはクラフト作りの実習があります。というか、これこそがメインイベント!

アロマクラフト製作の風景
クラフト製作実習はアロマ講座のメインイベント!

その際、香りの選択や、材料を量ったり、加えたり、混ぜたりといったことが行われます。

現場をイメージしていただければわかることですが、実習では材料や道具を共有することになり、人数が増えると、その分、待ち時間は増えるのです。

この待ち時間が多くなればなるほど、受講者の満足度が下がっていきます。

待ち時間を少なくしようと、たとえば計りを3つとか、計量スプーン4本とか、ラベンダー精油2本とか揃えるとしたら……。新しいクラフト製作をするたびに、コストが嵩んでいきます。

また、精油や基材など、ふだん馴染みの薄いものを使うため、注意が必要になり、講師は参加者から目が離せません。製作するクラフトにもよりますが、1人で見られる限界は、私の経験上、8人くらいです(6人くらいまでがベストですが)。

めいっぱいの8人を定員にして、8人集まることを仮定(いや、妄想?)すると。

1,000円の講座なら、50%で4,000円、40%で3,200円の収入です。

うーん、それじゃあちょっと、ということで、受講費を2,000円にしてみましょうか。

これなら、50%で8,000円、40%で6,400円の収入です。まあ、許容範囲?

でも、1,000円の講座に比べたら、やっぱり受講の敷居は高いですよね。材料費と合わせると、1回が3,000円くらい?

単発講座なら、たいした負担ではないかもしれませんが、数回で1クールにすることが多く、4回だと12,000円。6回だと18,000円ですからね。

8人集めるのは、簡単ではないと思います。

もし、2,000円の受講費で受講生が定員の半分の4人だったら、50%で4,000円、40%で3,200円の収入。

あらら、1,000円で8人と同じ金額になってしまいました。

講師料は安いけど、メリットもいろいろ

さてさて、いかがでしたか。

講師料だけで見たら、正直、すくなっ!ですよね。

でも、カルチャースクールで講師をするメリットって、いろいろあるのも事実。

“〇〇カルチャースクールの講師”という肩書は、それなりに箔が付きます。新人講師でもチャンスがあるので、講座慣れ=勉強の場になります。

場所代や机などの備品代も光熱費もスクールもち。募集はカルチャースクールが。そのほか、さまざまなことを代行してくれます。

そのコスト(自分の人件費も含めて)を考えたとき、たとえば「売上の60%がカルチャースクール」を多いと思うか、妥当だと思うか。

講座のタイプや内容にもよりますし、自分自身の立場や経験にもよりますよね。

私は、先述の理由で開講を見送り、自宅での開催をメインにやっていましたが、やはり集客は楽ではありせんでした。

でも、それなりに努力を続け、お招きいただいたり、コラボしたりも含め、なんやかんや5年間で数百人の方とのご縁をいただきました(思うところあって辞めましたけど)。

準備や往復の時間なども考えると、カルチャースクールでアロマをやって儲けるのは、正直、とても難しいと言っていいでしょう。

でも、儲け以外のメリットはたくさんあるので、両者を天秤にかけて、チャレンジするかどうかは、あなた次第。

ということです。

最近、カルチャースクールの講座の一覧を見ていると、以前に比べて、アロマはかなり減っているという印象です。

アロマの資格取得者は増えているはずなのに。

世の中、そう甘くはないってことですね。

まあ、悩んでいても仕方ないので、気になるなら、まずは応募して、詳しい話を聞いてみてはいかがでしょう。

どんなことも、地道にコツコツ、です。

MoaMoa Mommy
お好きなアロマクラフトを好きな時に作りたい方は、「パーソナルクラフト製作」がおすすめ!ご希望は、HPの連絡フォームより承ります。

ハッカ精油とハッカ油は、違う?同じ?

アロマメディエーターうえむらです。

前回の記事では、ペパーミント精油とスペアミント精油の違いについてのお話を書きました。

今回は、ハッカ精油とハッカ油がテーマです。

ハッカ油は、薬局などで売られているのを見かけますが、量のわりに値段も安いですよね。

ハッカ油ってハッカ精油と同じなの?違うの?とギモンに思われる方のためのおせっかい記事を書きます。

ハッカ精油とは?

ハッカ精油は、シソ科ハッカ属のうち、日本の在来種や帰化種のものを原料とし、水蒸気で蒸留して採れるオイルです。

ハッカ精油とハッカ油の違い
清涼感抜群!ハッカ精油

ス―っと清涼感のある成分、ℓ-メントールをたくさん(65~85%ほど)含むのが特徴です。

精油には、「和ハッカ」「コーンミント」「アルベンシスミント」などの名前がついています。

ハッカ油とは?

ハッカ油は、ハッカ精油をゆっくりと冷却し「ハッカ脳」と呼ばれる、ℓ-メントールの結晶成分を取り出した後、再度、精製したもの。

ハッカ精油から「ハッカ脳」が取り出され、ℓ-メントールが精油のときの約半分になったオイルが、ハッカ油なのです。

ちなみに、日本薬局方に適合する規格として、ハッカ油のℓ-メントールの含有量は30%以上と決められています。

ハッカ精油とハッカ油の違い ハッカ脳
ℓ-メントール99%以上のハッカ脳(別名:メントールクリスタル)。透明感があってキレイです

他の成分の量は、精油のときと基本的に変わりませんが、ℓ-メントールの量が少なくなることで、全体の比率が変わるので、香りの印象も、ハッカ精油のときと少し異なります。

ハッカ精油とハッカ油は、違う。でも……?

ハッカ精油とハッカ油の関係を整理すると。

・ハッカ精油=ハッカ油+ハッカ脳
・ハッカ精油-ハッカ脳=ハッカ油

「ハッカ脳」はけっこういい値段、ハッカ油がお手頃な値段、というところから判断するに、「ハッカ脳」を採った後の残りがハッカ油、という感じでしょうか。

それぞれの力関係?はともかくとしまして。

“ハッカ精油とハッカ油は違う”ということ、おわかりいただけたと思います。

で、違うには違うのですが。

ベルガモット精油からベルガプテンという成分を取り除いたものは、「ベルガプテンフリーのベルガモット精油」として販売されています。

それに倣えば、ハッカ油も「メントールリデュースのハッカ精油」なんて言えなくもないですよね。

まあ、呼び方はともかく、中身が違うのは確かです。

自分が使いたいもの、あるいは、いま自分の目の前にあるのは、どちらなのか。それさえ、わかっていればよろしいかと思います。

加工はしていても、ハッカ油は100%天然由来のもの。

どうしてもℓ-メントールがたくさん必要、というわけでなれば、お手頃な値段で買えるハッカ油を使うのもおすすめです。

ℓ-メントールは刺激もあるので、肌に使う場合など、むしろ控えめなほうがいい、ということもあるかもしれません。

ハッカ油の使い方と注意

ハッカ油は、ℓ-メントールの一部を取り除いただけのものなので、基本的に精油と同様の使い方でよいでしょう。

入浴剤として、ボディスプレーとして、芳香剤や消臭剤など、いろいろな用途に使えます。

ただ、ℓ-メントールが少なくなっているとはいえ、濃縮されたオイルであることに変わりはありません。禁忌も、ペパーミントやハッカの精油と同様とお考えください。肌につけるものは、十分な希釈が必要です。

このとき、水だけで希釈しても、ハッカ油(オイル)と水は混じり合わず、よく振って使っても、原液のごく小さな粒が肌につくことになってしまいます。

敏感肌の方は、乳化できる基材を使用するなどして、できるだけ刺激を抑えてクラフト製作することをおすすめします!

MoaMoa Mommy
天然の香りで、肌にやさしいボディミスト作りをご希望の方は、HPの連絡フォームより承ります。

ペパーミント精油とスペアミント精油の違いを知りたい!

アロマメディエーターうえむらです。

ペパーミントもスペアミントも、「名前はどっちも知ってるよ!」という方が大半ですよね。

でも、それらの違いをご存知の方は、少ないかもしれません。

ハッカ精油とペパーミント精油の違いについては、先日のおせっかい記事でお伝えしました。

ペパーミント精油とハッカ精油の違い、
わかりますか?

こちらの記事に書いた内容と一部重複しますが。

今回は、ペパーミント精油とスペアミント精油の違いについて、おせっかい記事を書いてみます。

ペパーミントとスペアミントは、親子の関係

ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントが交雑して生まれた品種と言われています。

つまり、ペパーミントとスペアミントは、親子の関係にあり、品種の違う植物であるということ。

片方の親のウォーターミントは、別名「ミズハッカ」「ヌマハッカ」。その名前からも想像できる通り、沼地や湿地で育つ湿性植物です。

もう片方の親のスペアミントは、葉の先が槍(Spear)のようにとがった形状をしていることがその名の由来。「オランダハッカ」「ミドリハッカ」などの別名があります。

・ウォーターミント(ミズハッカ) Mentha aquatica
・スペアミント(オランダハッカ) Mentha spicata L.
・ペパーミント(セイヨウハッカ) Mentha × piperita

ペパーミントもスペアミントも、ハーブとしても精油としても一般的ですが、ウォーターミントの精油には、私は出会ったことはありません。

ペパーミントとスペアミントは、香りが違う

まずは、香りの違いを比べてみましょう。

ペパーミントは、強い清涼感と甘さが特徴。

スペアミントは、マイルドな清涼感に加え、ペパーミント以上の甘さが感じられます。

スイーツやアイスティーに添えたり、ミントティーやモヒートに使われたりするのは、スペアミントが多いようです。

ペパーミントとスペアミントの違い
スペアミントはスイーツのデコレーションの定番!

この香りの違いは、成分の違いによるもの。

精油の成分を比べてみると……。

ペパーミントやハッカには、強い清涼感の素ℓ-メントールという成分が含まれていますが、スペアミントには、ℓ-メントールは含まれていません。

スペアミントの清涼感は、ℓ-メントールではなく、ℓ-カルボンという成分によるもの。

香りはℓ-メントールとも少し似ているのですが、清涼感はマイルドです。

精油を嗅ぎ比べても、けっこう違いがあります。

成分を比較すると、両者の違いがよくわかりますよ。—以下、フレグランスジャーナル社『カラーグラフで読む精油の機能と効用』より

ペパーミント/スペアミント精油の成分トップ5

ペパーミント
1.ℓ-メントール     38%
2.ℓ-メントン    17.3%
3.メントフラン    7.4%
4.1.8シネオール     7%
5.酢酸メンチル    3.8%

スペアミント
1.ℓ-カルボン     67%
2.リモネン     9.3%
3.1.8シネオール    2.6%
4.ミルセン     2.5%
5.酢酸カルベニル   2%

トップ5の成分で共通しているのは、1.8シネオールのみですよね。

6位以下の成分にも、共通する成分はあまりなく、強いて言えば、ペパーミントにも少しだけリモネンが入っている、くらいでしょうか。

ペパーミントとスペアミントの精油は、作用も違う

成分がこれだけ違うということは、作用にもそれなりの違いがあるということです。

ペパーミント精油は、主要成分ℓ-メントールのもつ抗菌作用や抗ヒスタミン作用、筋肉弛緩作用・鎮静・覚醒作用などが、特徴的な作用として挙げられます。

一方、スペアミント精油は、主要成分ℓ-カルボンのもつ粘膜溶解作用、脂肪分解作用などが主な作用です。

このℓ-カルボンは、ケトン類に分類されますが、一般に注意が必要とされるケトン類の神経毒性はないとされています。

つまり、ケトン類の成分だけど、安全性が高いということ。

ペパーミント精油に2番目に多く含まれるℓ-メントンという成分もケトン類ですが、こちらは少しだけ注意が必要です。

1%程度に希釈して、部分的に塗るといったレベルであれば、通常、なんら問題はありませんが、妊婦さんや授乳中の方、子ども、てんかんの持病がある方などは、ご注意ください。

ℓ-メントンならではのプラス作用もあるので、一般の大人であれば、多量、広範囲、高濃度などには気を付けて使う、という程度でOKです。

ペパーミント精油とスペアミント精油、それぞれの香りの特徴や作用の違いに合わせて、上手に活用してくださいね!

MoaMoa Mommy
アロマテラピーの基礎を短時間で学びたい方は「アロマテラピー基本のキ」講座がおすすめ!HPの連絡フォームより承ります。

アロマの仕事は儲かる?アロマ講師の支出を試算してみる

アロマメディエーターうえむらです。

アロマを仕事にしたい!と考え、資格を取ろうと思いながらも、どれくらい稼げるんだろう?と、不安がよぎる……。

そんな方のために、まずは、支出の中身を知るべし!ということで、おせっかい記事を書きます。

アロマの学びにまつわる費用

①資格取得までの学び
アロマテラピーの仕事は、資格がなくてもできますが、教えるのに十分な知識を独学のみで身に着けるのは至難の業。講師になりたいなら、アロマを体系的に学べる資格取得講座の受講が近道です。「受講料」「受験料」「テキスト代」で、最低でも20万円前後は見込むべきでしょう。

よろしければ、主要な4団体の受講料をご覧ください☟

アロマセラピーの資格取得にいくらかかる?
主要な団体を一覧で比較

②資格の取得&維持
多くの団体では、資格を取得・維持するために「資格登録費」「入会金」「年会費」がかかります。「資格登録費」「入会金」は1回きりの支出ですが、年会費は毎年の支出になります。1年目、これらをトータルすると、1団体につき30,000円~50,000円前後が多いようです。

こちらも、上記のリンク先の一覧でご覧いただけます。

③独学
主に、書籍や専門誌の購入費用です。1冊1,000円前後~10,000円超まで、さまざ。動画配信サービスで学ぶ方法もあります。TV、メルマガなどの情報は無料でも入手できますが、良い情報とそうでないものが混在しているので、しっかり見極める必要があります。

④単発講座
講師をしている人が参加するような内容の場合、1講座5,000円前後(2時間位)~数万円(2日位)が一般的かと思います。

アロマクラフト作り、資材の購入費

①精油、基材、容器などの消耗品
講師であれば、精油は20種類は欲しいところです。種類やブランドによる金額差が大きいので、平均単価2,800円の25%オフの仕入価格と想定し、20本で42,000円。植物油等の基材類も、最初に10,000円分くらいの何かは用意しないと講座ができません。容器類も、必ず必要になります。私の経験上、使用期限がある精油と基材はロスがでやすく、自宅用として消費する分が相当あります。

②クラフト製作に必要な道具
スケールや計量スプーンなど、使い回し度の高い道具もありますが、新しいクラフト製作をすると、新たに必要になる道具もあります。講座は複数相手に行うのが一般的。待ち時間を減らすため、同じものを複数用意しなければ…ということも。クラフトの種類にかなり左右されますが、最初の数年は10,000円~20,000円みておくとよいと思います。

③送料
近所では買えない資材も多く、通販で購入すると送料が発生します。送料無料の金額まで購入しようすると、無駄な在庫が増えかねません。2か月に1回、注文したとしても、送料は5,000円くらいになります。

アロマ講師 儲かる 支出 稼げる
精油ー講師なら20種類は揃えたいところ

アロマテラピー教室・スクール維持費

①環境整備
講師にとって欠かせないのがPC、プリンター。5年間使うとして、両方で1年あたり35,000円くらい。そのほか、活動の仕方によってプロジェクターなども。

②宣伝広告
HP、名刺、チラシ、看板などの制作にかかる費用と、HPやブログのサーバー代、独自ドメイン料など。「無料のものだけ利用」「すべて自作」も可能なので、0~30,000円というところでしょうか。

③消耗品
講座のテキストや自作の名刺、チラシの作成に伴い、用紙代、インク代などが発生します。合計10,000円くらいみてください。

その他、活動の仕方によってかかる経費

①会場代、交通費
自宅外であなたが主催する場合、会場費がかかることも。その場合、会場までの交通費も発生します。そのほか、打ち合わせ、営業、買い物、交流、イベント出展などの際の交通費(車の場合、ガソリン代・駐車場代)も不可欠です。

②教室維持
自宅を開催の拠点にする場合、室内の装飾、光熱費などがかかります。リビングではなく、専用の部屋で行うなら、別途、テーブルや椅子、棚などが必要になります。

③イベント出展
無料のものもありますが、出展料が必要な場合が多いです。地域のイベントは1日2,500円~5,000円程度が一般的ですが、会場が都心だったり、広域から来場者が集まる大規模イベントは1日数万円ということも。

④個人事業主としての勉強や交流
集客のノウハウ、HPの作り方等の講座への参加のほか、親睦・PR・情報交換・勉強などを目的に、地域・同業・異業種の方などとの集まりに参加することも。無料のものもありますが、参加費や食事・お茶等の実費が必要な場合もあります。

開業5年間の“年平均支出を試算!

では、ものすごくざっくりですが。上記を元に、開業5年間の年平均支出を試算してみます。

資格取得のための受講、受験、登録、入会金など1回きりの支出は、合計30万円かかると仮定し、それを5年で割り(=5年で回収すると想定し)算出します。

受講・入会金等1回きりの出費 60,000円
団体の年会費          12,000円
アロマの学び          25,000円
クラフト資材          67,000円
教室・スクール維持       50,000円
その他の経費          26,000円
年間合計            240,000円

業5年間の”年間平均支出”は、240,000円となりました。

さて、この試算結果、いかがですか?

最初の5年間の支出は、月平均なら20,000円

この例では。

「月平均20,000円売上があれば、経費を賄える、所得はゼロ」

「月平均40,000円売上があれば、20,000円の所得が得られる」

ということになります。

月平均20,000円(=年平均240,000円)の売上を5年間クリアできたら……。

6年目以降は、1回きりの費用はなくなりますし、道具代なども減っていくので、それまでより少ない売上でも、所得が得られます。もしくは、同じ売上でも所得がUPします。

でも、そろそろ新しい資格が欲しくなったりして、新たな1回きりの費用が発生するかもしれません。

どの資格を取り、どんな場所で、どう活動するかによるので、実際の支出額は人それぞれですが。

支出項目は、概ねここに挙げた通りです。ご自身のケースを想定して数字を当てはめ、試算してみてくださいね。

収入のおせっかい記事を書いたら、リンクしますので、それまでしばらくお待ちください。

【追記】収入のおせっかい記事UPしました!
アロマの仕事は儲かる?講師の収入を試算してみる~①お教室編~

MoaMoa Mommy
アロマの資格取得・勉強・仕事に関してのお悩みは、HPの連絡フォームより承ります。

AEAJ表示基準適合認定精油は、安全?品質が高い?

アロマメディエーターうえむらです。

精油を買おうとネット検索していると、「AEAJ表示基準適合認定精油認定」といった表記を見かけることがあるかと思います。

AEAJって、アロマテラピー検定をやっているあの団体だよね?それじゃ、安心して使えそう。品質もよさそう。

そんなふうに思われた方、いらっしゃいませんか?

どの精油を買ったらいいのかわからない方にとって、「AEAJ表示基準適合認定精油」は、購入の後押しをしてくれる表記かもしれませんね。

AEAJ表示基準適合認定精油 品質 安全

では、事実はいったいどうなのでしょう。アロマメディエーターうえむらが、おせっかい記事でわかりやすく説明します。

認定機関、AEAJはどんな団体?

AEAJ(アロマ環境協会)は、アロマテラピー検定を実施していることもあり、プロはもちろん、多くのアロマ愛好家に知られています。

国内のアロマ関連の団体としては、最大規模といっていいでしょう。

理事にはアロマや美容業界、その他の業界の方々が就任されていて、アロマテラピーの普及・調査・研究などの幅広い活動を行っています。

私がアロマを学び始めた頃(20年以上前)は、日本アロマテラピー協会という名称でしたが。

2005年 社団法人 アロマ環境協会
2012年 公益法人 アロマ環境協会

となり、現在に至ります。

協会のサイト内には、「AEAJは内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人です」と説明があります。

公益法人とは、社会公共の利益をはかることを目的とし、営利を目的としない法人のことです。

AEAJは、精油の何を認めているの?

そのような法人が認めた精油なら安心!そう思う方も多いのではないのでしょうか。

では、いったい何を認めているの?品質?安全性?

いいえ、よくご覧ください。

とてもわかりやすく協会のHPに書かれています。

▼AEAJ公式サイト
AEAJ表示基準適合認定精油

認めているのは、読んで字のごとく「表示基準に適合しているかどうか」です。

AEAJ表示基準適合認定精油は、品質は保証しない

表示基準適合の認定条件は、以下の必須表示項目が、ラベル部分や使用説明書に必ず明記されていることと、確認書の提出となっています。

【精油製品情報の表示】
1.ブランド名
2.品名
3.学名
4.抽出部分(部位)
5.抽出方法
6.生産国(生産地)または原産国(原産地)
7.内容量
8.発売元または輸入元

【使用上の注意事項の表示】
1.原液を皮膚につけないでください。
2.絶対に飲用しないでください。
3.お子様の手の届かないところに保管してください。
4.火気には十分ご注意ください。

【確認書の提出】
協会が求める高度な「企業モラル」を遵守する旨の「確認書」を提出すること

上記ページには「表示基準の認定であり、精油の品質認定ではありません」と明記されています。

ページの左下には、「規定書」へのリンクがありますので、これを読むと、認定についての詳細がよくわかりますよ。

ちなみに、認定を受けるには、認定料として1ブランドにつき30,780 円(税込)がかかります。

無知や怠慢が引き起こす、精油の勘違い

「精油の品質認定ではない」と、こんなにはっきりと書かれていますが、みんながみんな、このページを辿って事実を確認するわけではありません。

そのため、Q&Aやサイトや個人のブログ記事などにある「AEAJ表示基準適合精油だから安心」といった言葉を「質のよい精油」と解釈する方が少なからずいらっしゃるようです。

表示基準適合認定は、本来、よい取り組みだと私は思います。

でも、アロマの知識に乏しい方は、この表示があるがゆえに、勘違いしてしまうケースもあるように思います。

表示基準適合精油には、高品質なものも、そうでないものもあります。また、この認定がなくても、高品質な精油ももちろんあります。

精油の品質は、さまざまな事実から、総合的に判断するもの。1つの側面から判断できるものではないのです。

厳しく考えすぎるとアロマが楽しくなくなってしまいますので、香りを楽しむだけなら、精油選びはこだわりすぎなくてよいかもしれません。

でも肌につけたり、吸入したりする場合は、できるだけよいものを選びたいですよね。

今はスマホも普及していて、その気になれば、「AEAJ表示基準適合認定精油」がどういうものかを調べるのはカンタンです。

自分自身や大切な人のためにも……。

ひと手間を惜しまず、自ら正しい情報を取りにいく気持ちを大切にしてください。

また、本当に正しい情報なのか見極める力を身に着けるには、精油を買う前に、多少なりともアロマの勉強をされることをお勧めします。

MoaMoa Mommy
精油選びに関してのご相談や「アロマの基本のキ」講座の受講のご希望は、HPの連絡フォームより承ります。

アロマを学び続けるということ

アロマメディエーターうえむらです。

どんな仕事をしていても、学び続けることは大事です。

というか必須です!

でも、その学びが、次々に新たな資格を取得することなのか?というと、私の考えは“NO”です。

アロマだけに限った話ではないのですが、ここでは、施術や販売はちょっと別として、講師の仕事だけとか、講師業メインの場合について「資格取得あるある」のおせっかい記事を書いてみます。

資格取得のスパイラル、あるある

所属する協会が次から次へと作り出す新しい資格、よその協会や誰かが始める、目新しいアロマ。

周りには、たくさんのアロマ仲間、アロマライバルがいて、イキイキと、意欲的に学んでいるのを目にすると、自分もやらなきゃ!新しい✿✿✿の知識を仕入れてそれを教えよう!と、刺激されたり、焦ったりします。

どこかから与えられる資格というのは、たいてい他にもたくさんの人が取得します。自分がその資格を与えることもあります。

あっという間に、周囲に同じ資格をもつ仲間、ライバルが増えます。とくに、地域で活動している場合、そうなりがちです。

そうすると、また新しい資格がほしくなり「誰かに教えてもらったことを教えるのスパイラル」に陥ります。

新しい資格を取得するために、時間とお金をたっぷりかけることになるのです。

誰かが教えてくれることを、次から次へと仕入れては出して、仕入れては出してを繰り返しても、アロマ講師だけで、生業としていけるほど稼ぐのは難しいのが現状です。

学ぶことも含め、かかる経費を差し引いたら、お小遣い程度、が圧倒的多数だと思います(お恥ずかしながら私もその一人です)。

資格をどんどん取って、それをしっかり生かして成功されている方も、もちろんいらっしゃいます。

それは、もともと何か基盤があったり、講師やビジネスの資質が備わっていたり、仕入れては出す以上のことを“人一倍”されている人です。

それはアロマの資格を取ったうちのほんの一握り。多くの人にとって、想像以上にハードルの高いことなのです。

“アロマを学び続けること”=資格を取得することにあらず

そんな中で、今の私が考える「アロマを学び続ける」ということは……。

できる限り、日常でのアロマや植物とのかかわり、経験から得られるものでありたいなあということ。

ネットや本、TVからの知識、講座などに出て、新しい知識やアイデアを仕入れることも多々あります。

でも、それはヒントであり、素材のひとつです。

そこで読んだり、知ったことを、そのまま伝えるのではなく、さまざまな知識に、自分の経験や考えをミックスして消化して、自分独自の形(=オンリーワン)にし、資格という形ではなく、アウトプットすること。

偉そうなこと言ってますが、いまの私は、まだ十分にできていません。

でも、アロマメディエーターとして、資格を取り続ける、与え続ける以外のインプット、アウトプットを目標にしています。

そもそも、何のために資格を取るのか?

アロマを学ぶ方は、そもそも「天然の香りで周囲の人を癒したい」という心の温かい方や、「学ぶことが楽しいから収支なんて関係なし!」という方も多いのです。

なので、そういう方にとっては、このような話は余計なお世話かもしれませんが。

もし資格取得で悩んでいる方や、アロマ講師で稼ぐことを割と軽く期待している方がいたら。

アロマ 資格 儲かる 勉強

今一度、よーく考えてみてください。

しつこいですが、資格取得にかかる費用や時間はけっこうなものです。

アロマセラピーの資格取得にいくらかかる?
主要な団体を一覧で比較

ご自身やご家族が稼いだ大切なお金。皆さん、有効に使いたいですよね。

何のためにアロマを学びたいのかによって、必要な資格や勉強は異なります。仕事にするにしても、趣味で香りを楽しむにしても、家族の健康のために使うとしても。

その資格……。

本当に必要ですか?

あなたの目的にマッチしていますか?

資格取得以外に、よい学び方はないですか?

決して、資格を取得することを阻止したいわけではありません(笑)

大切な時間とお金を無駄にしないために、後悔しないために、立ち止まって、よーく考えてみてくださいね、という老婆心でした。

MoaMoa Mommy
資格取得、アロマの勉強に関してのお悩みは、HPの連絡フォームよりご相談承ります。